子宮がん検診/精密検査(二次検査)
子宮がん検診には子宮頸がん検診と子宮体がん検診があります。
一般にいわれている子宮がん検診は、子宮頸がん検診のことです。
子宮体がん検診は、痛みを伴うため不正出血や超音波にて子宮内膜が肥厚しているなど、リスクがある場合に医師の判断のもと行います。
子宮頸がん検診
子宮頸がんは20歳代後半から急増する若い方でも発症するがんです。
進行してからみつかると、子宮を摘出する必要があります。
子宮頸がんのほとんどは性交渉によるHPV(ヒトパピローマウイルス)の持続感染によるものといわれています。
性交渉をもつようになったら、子宮頸がん検診を受けましょう。
HPVに今感染しているかの検査も、自費にて受けることが可能です。ご相談ください。
(HPV検査 自費 5500円(仙台市 市がん検診 の方 3600円))
~当院は、仙台市・富谷市・宮城県広域・対がん協会での職員健診のがん検診登録機関です~
健康診断等で受診する機会のない方は、市民健診にて申し込みが可能です。
(4月~11月)(『仙台市 市民健診』で検索)
精密検査(二次検査)
市のがん検診・健康診断などで子宮頸部細胞診異常を指摘された方の精密検査も当院で行っております。
子宮頚部細胞診異常あり ~ 精密検査が必要な方へ ~
- ASC-USといわれた方(HPV検査を受けてない方)
子宮頸がんの主な原因となるHPVというウイルスに感染しているか子宮の入り口をブラシでこすって検査をします。子宮がん検診と同じ方法です。正確に診断するため出血がない時に受診してください。 - ASC-US以外の方(LSIL、HSIL、ASC-H、AGC、ASC-USでHPV陽性、よくわからない方)
コルポカメラで子宮頸部を拡大して観察し(コルポスコピー)、異常を認める部分を米粒の半分くらい数か所の組織をとって検査をします(組織診)出血があると見えにくいため月経直前、月経中をさけて受診して下さい。
検査後、止血を確認するため30~60分くらい院内で安静にしていただく可能性があります。
また、1週間くらいは出血が続く可能性があります。
ご予定をご確認の上、ご予約をお願いします。
検査後、帰宅してから出血が増えご心配さされる可能性もあるため、午前中の受診を(遅くとも15時ころまで)おすすめいたします。
安全で安心な検査となりますよう、ご協力をお願いいたします。